webtoon作品を原作とした韓国の新作アニメ企画「시타를위하여(シータのために)」
プロモーション映像が美しく、今後本編も作られるようなのでちょっとメモ書きしておきます。
▼「시타를위하여(シータのために)」PV
「시타를위하여(シータのために)」はネパールの生き神「クマリ」をテーマとしたwebtoon作品。
最近設立された韓国のアニメスタジオ「SYOK Studio」によってアニメ化が企画されており、今年7月頃にこの第一弾PVが公開されました。
ちなみに公式YouTubeだと日本語タイトルが「時打のために」と出てきてやや意味が分からないのですが、この作品の英題は「For the Sake of Sita」であり、Sitaはヒロインの名前なので「シータのために」が正しいんじゃないかと思います。
制作スタジオの話では、韓国には優れたアニメの技術はあるものの制作環境の問題によって盛んにはアニメが作られていない現状があり、これを打開するために若いクリエイターたちが設立したのが「SYOK Studio」とのこと。
そして「SYOK Studio」のデビュー作となるのがこの「시타를위하여(シータのために)」ということで、まずはクラウドファンディングでの資金調達が行われています。
2ヵ月で5000万ウォン(約450万円)が目標でしたが、1ヵ月足らずで目標値の110%となる5500万ウォン(約500万円)に達しています。
どうやら制作は進んでいきそうな感じですね。
ところでこのアニメ版のPVなのですが、どうも以前に韓国アニメ『그르메따라(グルメタラ、Follow Gurume)』を制作していた「규멩(ギュメン)」さんも関わっているみたいです。
▼ギュメンさんのツイート
my 2019 film. as a director… https://t.co/AUrd3nO0IC
— Juri Yoon insta@qmeng_ci (@felt0211) September 29, 2019
ギュメンさんは中国でも「梦单元 DreamUnit」というアニメの監督をされていますが、中韓どちらでも活動をしているということなんですね。
▼過去関連記事
順調にいけば2020年には公開予定ということなので、楽しみに待っておきましょう。